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シュタイナー教育とルドルフ・シュタイナー

ルドルフ・シュタイナーは、人間の五感では、物事の表面しかとらえられないとし、五感を超えた高次感覚を引き出すことを重視しました。瞑想や思考の訓練でそれが引き出せるとし、その修行方法を著書で公開しました。シュタイナーは霊媒を使った交霊会などの神秘主義には弊害があるとして、警鐘を鳴らしました。シュタイナーは神智学協会のドイツ支部を任されていましたが、神秘主義を重視した神智学協会と方向性があわず、退会しました。そして人智学協会を設立し、活動を行いました。教育については、シュタイナー教育と呼ばれる理論を構築し、これは、独自の教育を行う「自由ヴァルドルフ学校」として1919年に設立されました。その後、この教育は広まり、現在ドイツでは自由ヴァルドルフ連盟として多数の学校が設立されています。ヨーロッパでは「ヴァルドルフ学校」または「ルドルフ・シュタイナー学校」と呼ばれています。全体では600校(うちドイツに200校)ほどが各国連盟ごとに存在しています。日本やアジアでは正規の連盟がないため認証基準もないまま、フリースクールが勝手に名乗っている状況です。

シュタイナー学校は自称のそれまでを含めると世界中に900校以上

シュタイナーの神智学に関する総括的な本も出ています。シュタイナーは神智学の学徒としても知られていました。のちに神智学からは離れ、独自の人智学を創設しました。シュタイナーの思想の根底にあるのが神智学です。妖精たちはどこで何をしているのか。霊的世界に存在する、霊界の生物。天使には、どんな種類があるのか。神の経綸を遂行する霊的世界の存在。自然界に潜む地水火風の妖精たちの仕事、天界を駆ける9種類の天使たちの働き。シュタイナーが述べる精神世界の姿は興味深い内容です。シュタイナー教育においては、霊性の向上という視点が教育の中心にすえられています。人間という存在を魂、霊体、肉体という次元で分け、その魂から身体までを、自我、アストラル体、エーテル体、肉体の4層に分けています。7歳のときにエーテル体が自律、14歳のときにアストラル体が自律、21歳のときに自我が自律すると考えています。神智学では、魂の部分がブッディ体、コーザル体、霊体の部分がメンタル体、アストラル体、エーテル体でした。神智学をもとに発生したシュタイナーの人智学では、目に見えない体の区分けが少し改変されています。

エーテル体というのは気功での気、ヨガでのプラーナとみなしてもよい存在

メンタル体、アストラル体は、霊界の高次元、低次元とみることもできますが、思考を主とする体、感情を主とする体です。シュタイナーの幼児教育はヨーロッパではよく知られています。幼児期にスピリチュアルを重視した教育を受けることで、情操教育にも良い影響が出ます。シュタイナー教育を行う学校が日本国内でも少しずつ増加してきています。ただし、本来は日本人には日本人のスピリチュアリティにマッチした教育が望ましいはずです。今後、日本人の精神性を自然に高める神ながらの道の教育法が確立される必要があるでしょう。

 


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