エドガー・ケイシーは、自分自身が催眠状態になることで、相談者の悩みに回答を与える「リーディング」を行いました。日本にもケイシー研究家は多数いてたくさんの書籍で学ぶことができます。エドガー・ケイシーは、超能力開発のすすめとして、瞑想についても言及していました。エドガー・ケイシーが説いたさまざまな教えの中でも、サイキック能力の開発に焦点をあてた書も残されています。ケイシーのサイキック能力開発の理論は、弊害がない安全な方法を中心にしており、邪神界につながる危険なものを排除しています。潜在能力開発に関心のあるすべての人の参考になります。エドガー・ケイシーは音楽の神秘の効能についても言及し、音楽療法をすすめています。憂鬱な時や気分が落ち込んだときには、音楽を聞くとよいそうです。もちろん、どんな音楽を聞くのかも重要かと思います。しかし、ケイシーは「いつでも音楽を流しなさい。自分に向かって歌を口ずさみなさい」と言っています。「人に聞かれるためではなく、自分自身が聞くために」音楽の効用を活用すべきであるというのです。音楽には心への治療効果はあるとケイシーは言っています。そして、魂の進歩と音楽とには重要なかかわりがあるというのです。
エドガー・ケイシーはキリストの秘密についても興味深い内容を残している
予言者としても知られるエドガー・ケイシーですが、そのリーディングとよばれる瞑想状態での質疑応答は、多くの相談者の問題解決に役立ってきました。エドガー・ケイシーは神の摂理についてのリーディングも残しています。本書はキリスト教グノーシス主義の研究にもつうじる、救主イエスの生涯を新しい視点で説いたものです。エドガー・ケイシーの予言で外れたものもあります。エドガー・ケイシーのリーディングの中には、予言の範疇に入るものがあります。1998年に日本列島が沈没するというのは、有名でしたが、これは外れています。こういう予言が外れたことを理由に批判する人もいますが、それは予言の性質と意味を取り違えているのです。予言というのは、あくまでも現時点でこのままいけばこうなるという未来予測です。そのため、その予言の内容を人間が知ると、それを知った人間がした行動などの影響を受けて、未来もまた変化するのです。
未来は刻刻に変化し、予言は外れていく
たとえば、日本列島が沈むというケイシーの予言が外れたのは、そういう悲劇が起きないように、日々に祈り続ける多くの人々の想念の成果です。日本ではまず、天皇陛下が日夜、国運隆昌と国民の平安を天神地祇に祈り続けています。宮中での天皇様の最大のお仕事は、祈ることです。また、伊勢神宮では、一年のほぼ毎日、特別のお祭りの儀式が多数の神職の参加で執り行われています。その祈りの内容は日本国の安泰であり、皇室弥栄であり、日本国民の平安です。このような多くの人々の継続的な祈りが、たえず日本国の運勢をよりよき方向へと軌道修正しているのです。前世を催眠で思い出す手法を家庭で学ぶことは意義深いことです。人の記憶は、本人が忘れてしまったものでも、催眠状態で思い出すことができます。その方法を応用することで、前世の記憶までさかのぼることも可能です。これが前世療法です。